本文記事―99年9月

 


 
指定ごみ袋を考える会、第18回会合

【9月3日=馬場】ケミカルジャパン・武田、ニッコー・松澤、ニッカ工業・林、智工業・北島、関西化成・寶田社長と寶田東京支店長、アイセロ化学・河盛氏、日本サニパックからは清水、小塩、馬場が参加し、総勢10名の会合となりました。

主な議題は、おおかた次の四点でした。

  1. 先日出展した「牛乳パックの再利用を考える連絡会全国大会」の結果報告
  2. 日野市の有料制指定袋化
  3. 名古屋市の指定袋化について
  4. 各種添加剤について

パック連の展示会については、小塩より展示会や来場者の様子、当会の小間ディスプレイ、無料配布したサンプルの反応や全体的な感想等が報告されました。

日野市は、地元住民である武田会長が日野市役所に行った際の報告という形になり、「ほぼ青梅市に倣った有料制指定袋に決まりみたいですねぇ」との言葉に、一同「またかぁ〜」とため息まじりでした。

名古屋市に関しても武田会長がたまたま名古屋出張した際に環境事業局を訪れ、色々と話した内容を報告していただきましたが、市当局の二転三転する対応に一同文句の嵐でした。

添加剤については、会員の基本的認識(添加剤による効果は期待出来ない)は一致しているものの、会社によっては“小売店からの要望”に仕方なく対応しているケースがあるようです。また「活性フェロキサイド入り指定袋」を採用している瀬戸市に、近々例のダイオキシン抑制袋の最新資料を見せに行く予定がある、と小塩から説明があり、「ぜひ練り物系指定袋の採用を撤回した前例をつくりましょう」と盛り上がりました。

次回会合は11月5日(金)になります。(場所は東京都渋谷区)。なお当会では、立場を問わず当会活動にご興味のある方のオブザーバー参加を歓迎しております。ご希望の方は随時事務局までご連絡ください。


 

鎌ヶ谷市と沼南町が認定制へ制度変更

【9月30日=ほりごめ】現行、鎌ヶ谷市は随意契約による一社(谷津商会)独占、沼南町が紙の指定となっていましたが、先日の鎌ヶ谷市役所と広域クリーンセンターへの訪問により、来年度から制度変更をするという情報を入手していました。9月の初めに一度確認をとったのですが、その時点では決定ではないとにことで、本日改めて確認しました。その結果、認定制による自由参入となることが判りました。

袋の規格については決定までにもう少し時間がかかるようですが、決まり次第両自治体に指名参加申請している業者へは連絡をするそうです。



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