本文記事2008年
東京23区推奨袋が廃止へ
東京23区推奨袋が2008年3月31日で廃止されることになりました。東京新聞がこのことを伝えています。 一昨年から廃止を検討 東京では一昨年より各区の担当者が集まり推奨袋制度の廃止を検討していました。それがようやく日の目を見た形です。 今回の廃止は、各区が独自の政策を打ち出せるよう条件を整えることがねらいと見られます。2000年の清掃事業区移管後も、推奨袋制度は一組内におかれた清掃協議会が事務を束ねる形で一体運営されてきており、各区の手足を縛っていました。それが来年度からは各区が自由に袋の指定を行なえることになります。 それぞれの区がどうのような指定内容にしていくか現時点では不明で、これから徐々に明らかになっていくものと思われます。 先々は区ごとバラバラに? 大方の区では当面、印刷なしの半透明袋に移行するのではないかと予想されます。そのこと自体は朗報ですが、しかしその先には区ごとバラバラな指定袋制の再導入や有料化となることが想定されています。現在よりも競争が閉ざされて自由度の低くなる状況に向かうのではないかと業界人の間では懸念が広がっています。
炭カル混入した業者が仙台市に差額返納 仙台市指定袋に未承認の炭酸カルシウムが混入していたことが明らかとなったことを受けて、入札で落札し問題の製品を納入した契約業者が添加によって製造コストの下がった差額約1400万円を市に返納すると申し出たという記事を、河北新報が2008年10月7日に伝えています。 河北新報発表記事へのリンク |
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